調査中最終更新 2026-07-17
株式会社メディア4u(株式会社ファブリカホールディングス連結子会社)
情報通信(法人向けSMS配信サービス) / 未公表 / 東京
不正アクセス情報漏洩サプライチェーン波及
ファブリカホールディングスの連結子会社メディア4uが提供するSMS送信システムが2026年6月24日に第三者による不正アクセスを受けた。管理コンソールに係るアカウント管理情報の一覧ファイル(総レコード95,412件。うち個人情報に該当し得る情報を含む可能性のあるレコードとして精査した件数22,928件)の外部流出と、特定の1社のクライアントアカウントを通じた不正SMS送信280件が確認された。SMS配信先エンドユーザーの情報の流出は確認されていない。7月14日にメディア4uとファブリカHD(適時開示)が公表し、7月17日にメディア4uが第2報を公表した。
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きっかけ・侵入経路
公式発表侵入経路
2026年6月24日、メディア4uが提供するSMS送信システムに対する外部からのサイバー攻撃(不正アクセス)を確認。第2報では「侵入口となった特定の1社のクライアントアカウント」「原因となった脆弱性の修正」に言及しているが、侵入口の企業名や攻撃手法の詳細は開示を差し控えるとしている。
攻撃者不明(攻撃者は公表されていない)
被害・漏洩
公式発表漏洩件数
推定・上限(漏洩の可能性)
未公表(流出確認済みファイルとは別枠の「可能性」件数は示されていない)
実際の漏洩はこれより少ない場合があります
確認済み(確定値)
SMS送信システムの管理コンソールに係るアカウント管理情報の一覧ファイルが外部に流出(総レコード数95,412件)。このうち、担当者名または個人を識別し得るメールアドレス等、個人情報に該当し得る情報を含む可能性のあるレコードとして精査した件数は22,928件。
漏洩した情報の種類
アカウントID企業名/営業所名ユーザー名担当者名都道府県・郵便番号通知用メールアドレス
含まれない情報:パスワード、パスワードハッシュ、APIキー、認証トークン、決済・請求に関する情報は含まれていない。SMS配信先エンドユーザーの電話番号・氏名・SMS送信本文・問い合わせ内容等は流出ファイルに含まれておらず、流出の事実は確認されていない。
組織が把握できていないこと
項目の表記が文書間で異なる(ファブリカHDは「ユーザー名」、メディア4u第1報は「企業名/営業所名」、第2報FAQは都道府県・郵便番号を列挙していない)。22,928件は「個人情報に該当し得る情報を含む可能性」のあるレコード数で、個人情報該当性は協議中。侵入経路・脆弱性の内容は未公表。6月24日のメディア4uのお知らせ(緊急メンテナンス完了、なりすましメール注意喚起)では不正アクセスに言及しておらず、不正アクセスの初公表は7月14日。ファブリカHDの業績影響は精査中とされ、2026年10月5日時点で続報は確認できない。
対応と結末
公式発表経営層への説明に効く身代金の要求
不明
身代金の支払い
不明
身代金要求がなかったため
復旧手段
6月24日に不正アクセス経路を遮断し緊急メンテナンスを実施、アクセスログを保全し外部専門機関と調査に着手。メディア4uを装った不審なメールへの注意喚起を掲載。6月24日〜7月13日に管理用認証情報の全件無効化・再発行、原因となった脆弱性の修正、ログイン監視体制の強化を実施。全顧客アカウントの認証情報リセット・パスワード再設定等の安全措置。7月14日以降、顧客への個別連絡、不正送信対象顧客への個別対応、監督官庁・第三者機関への報告等を実施。
再発防止策
ファブリカHD:認証基盤の強化、多要素認証の導入、アクセス監視・検知体制の強化等を講じるとし、具体策は確定次第公表。メディア4u:パスワードポリシーの強化を予定、インシデント発生時の通知基準・連絡フローの見直し。
経緯
2026-06-24
検知
SMS送信システムに対する外部からの不正アクセスを確認。
2026-06-24
初動対応
不正アクセス経路の遮断、Aurora SMS CONSOLEの緊急メンテナンス(12:30頃〜16:46頃、管理画面ログイン不可)、アクセスログ保全、外部専門機関との調査着手。なりすましメールへの注意喚起を掲載。
2026-06-24
初動対応
6月24日〜7月13日、管理用認証情報の全件無効化・再発行、原因となった脆弱性の修正、ログイン監視強化、影響範囲の特定・精査を実施。
2026-07-14
公表
メディア4uが「SMS配信システムへの不正アクセスに関するお知らせとお詫び」を公表。親会社ファブリカHDが「サイバー攻撃による不正アクセス及び情報漏洩等に関するお知らせとお詫び」を適時開示。
2026-07-17
続報
メディア4uが第2報(対応状況とFAQ)を公表。不正送信は侵入口となった特定の1社のクライアントアカウント経由と説明。
影響
不正SMS送信第三者がシステムを通じて不正にSMSを送信した事実を確認。確認件数280件。特定の1社のクライアントアカウントを通じたもので、他のクライアントアカウントからの不正送信は確認されていない。
管理画面の一時利用停止6月24日12:30頃〜16:46頃、緊急メンテナンスによりAurora SMS CONSOLE管理画面へのログイン、管理画面からのSMS送信・配信予約・履歴確認が利用不可となった。
サプライチェーン波及
取引先・委託先・子会社への波及
株式会社ファブリカホールディングスメディア4uの親会社(メディア4uは同社の連結子会社)7月14日に適時開示で本件を公表。業績への影響は精査中としている。
メディア4uのSMS配信サービス利用企業(社名非公表)メディア4uのSMS送信システムの契約企業(OEM・販売代理店経由の利用を含む)全顧客のアカウント管理情報を含む一覧ファイルが流出。侵入口となった特定の1社のクライアントアカウントを通じて不正SMS 280件が送信された。
出典
最終更新 2026-07-17