学校法人福岡大学
福岡大学が学生の就職活動向け筆記試験(適性検査SPI3など)対策サイトとして利用する、委託先・株式会社ノストラム提供の「SMART SPI」で、委託先が管理するサーバが不正アクセスを受けた。2026年4月17日に外部の攻撃者が委託先ネットワークに侵入してファイルを暗号化し、4月19日にサーバが停止(バックドアの構築も判明)。攻撃者のサイト上に窃取データを公開する旨の告知があり、令和5〜8年度在籍学生(医学部医学科除く)の学籍番号・生年月日・模擬試験等の受験結果(最大33,668人)と氏名(最大800人、登録者のみ)が漏えいした可能性がある。漏えいは確認されていない。同大は7月9日付で公表した。
きっかけ・侵入経路
委託先(株式会社ノストラム)が管理する「SMART SPI」運用サーバが第三者による不正アクセスを受けた。福岡大学によれば、4月17日に外部の攻撃者が委託先のネットワークに侵入しファイルを暗号化したことでサーバが起動できない状態となり、外部から侵入するための裏口(バックドア)も構築されていた。委託先ノストラムは自社公表で、4月19日午前5時頃にVPN経由で同社ネットワークにランサムウェアが侵入し、サーバー内のデータが暗号化されたとしている。
被害・漏洩
公式発表侵入日について、福岡大学は4月17日の侵入・4月19日のサーバ停止と記載し、委託先ノストラムは4月19日午前5時頃にVPN経由でランサムウェアが侵入と記載しており、表現が一致しない。VPN機器の脆弱性か認証情報悪用かなど具体的手口は未公表。攻撃者(グループ名)は公表されていない。大学公表ページの掲載日は2026年7月9日(URLは7月8日付の採番)。他の利用大学への影響の全体像は本レコードの対象外。2026-10-05時点で福岡大学・ノストラムとも続報は確認できない。
対応と結末
公式発表経営層への説明に効く経緯
影響
サプライチェーン波及
取引先・委託先・子会社への波及