CyberCaseDBサイバー被害事例データベース
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対応中最終更新 2026-09-30

八王子学園八王子中学校・高等学校

教育(私立中学校・高等学校) / 未公表 / 東京
ランサムウェア不正アクセスサービス停止

八王子学園八王子中学校・高等学校は2026年7月13日、一部サーバーが第三者による不正アクセスおよびランサムウェアの被害を受けたと公表した。9月30日の第2報によると、外部調査会社のフォレンジック調査(8月末完了)で、攻撃者がファイアーウォールを突破してサーバーへリモートデスクトップ接続でログインし、7月8日に侵入、7月10日未明にランサムウェアを実行して、サーバー上のすべてのファイルと一部教職員端末のファイルを暗号化したことが判明した。暗号化ファイルには在校生・卒業生・保護者・受験生・教職員・退職者の個人情報を含むファイルもあり、復元は技術的に極めて困難とされる。個人情報ファイルの外部流出は確認されなかったが、一部ログが消去されているため流出を完全には否定できないとしている。

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きっかけ・侵入経路

公式発表侵入経路

フォレンジック調査の結果、攻撃者が不正な手段を用いてファイアーウォールを突破し、サーバーへリモートデスクトップ接続のログインを行い内部に侵入したことが判明。2026年4月26日に不正アクセスが行われたが侵入は失敗、7月8日にサーバーへ侵入、7月10日未明にランサムウェアを実行し、同日早朝に攻撃者がシステムからログアウトした。ファイアーウォール突破の具体的手段は公表されていない。

攻撃者不明(攻撃者は公表されていない)

被害・漏洩

公式発表
漏洩件数
推定・上限(漏洩の可能性)
攻撃者により一部のログが消去されているため、情報流出を完全に否定することは不可能としている(件数は未公表)。
実際の漏洩はこれより少ない場合があります
確認済み(確定値)
未確認(外部調査会社の調査で、個人情報が記載されたファイルの外部流出、ファイルの圧縮やクラウドサービス等へのアップロードといった持ち出し行為は確認されなかった)
組織が把握できていないこと

身代金要求の有無・攻撃者名は公表されていない。暗号化された個人情報の件数・項目は未公表。検知日は公表されていない。調査の完了時期は「2026年8月末」とのみ記載。

対応と結末

公式発表経営層への説明に効く
身代金の要求
不明
身代金の支払い
不明
企業が公表していません
復旧手段
対策本部を設置し、八王子警察署、外部専門家、顧問弁護士の助言を受けながら原因究明・被害状況確認・復旧対応を実施(7月13日時点)。代表メールアドレスは不通となった(7月13日時点)。外部調査会社によるフォレンジック調査は2026年8月末に完了。暗号化ファイルを元に戻す見込みは立っておらず技術的にも極めて困難とされる(9月30日時点)。システムの本復旧に取り組んでいるとしている(9月30日時点)。
再発防止策
侵入経路となったと考えられているリモートデスクトップ接続を今後遮断する。専門家の助言を受けながら情報セキュリティ対策を強化し、安全性を最優先にしたネットワークの再構築を進める。

組織自身の分析・教訓

公式発表

組織が自ら公表した、被害が拡大・長期化した要因。自社の点検に役立ちます。

防御の不足これまでも専門家と連携してセキュリティ対策を講じてきたが、巧妙なサイバー攻撃に対して十分な防御を行うことができなかったとしている。

経緯

2026-04-26
初期侵入
攻撃者による不正アクセスが行われたが、この時点の侵入は失敗。
2026-07-08
初期侵入
攻撃者がファイアーウォールを突破し、リモートデスクトップ接続で本校サーバーに侵入。
2026-07-10
発生
未明にランサムウェアが実行され、サーバーのすべてのファイルと一部教職員端末のファイルが暗号化。同日早朝に攻撃者がシステムからログアウト。
2026-07-13
公表
「本校を標的にしたサイバー攻撃につきまして」を公表。対策本部設置、警察等と連携、代表メールアドレス不通。
2026-08
調査完了
外部調査会社によるフォレンジック調査が8月末をもって完了。
2026-09-30
原因公表
第2報で調査結果(侵入経路、暗号化範囲、流出痕跡なし)と再発防止策を公表。

影響

ファイル暗号化サーバーに保存していたすべてのファイルと一部の教職員端末のファイルが暗号化。個人情報を含むファイルや生徒が「情報」の授業で作成したファイルも含まれ、復元は技術的に極めて困難とされる(9月30日時点)。
代表メール不通対応に伴い八王子学園の代表メールアドレスが不通となった(7月13日時点)。

出典

最終更新 2026-09-30