調査中最終更新 2026-07-22
株式会社ニチレイ
製造(食品)・物流 / 大企業 / 東京
ランサムウェア(疑い)事業停止サプライチェーン波及情報漏洩の可能性
2026年7月13日、システム障害が発生。冷蔵倉庫の入出庫業務と冷凍食品の出荷業務が停止し、取引先約5,000社に影響が波及した。
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きっかけ・侵入経路
公式発表侵入経路
調査の結果、同社サーバーがサイバー攻撃を受けたことを確認した(第2報)。ただしサイバー攻撃の詳細は、さらなる被害拡大を防ぐため情報開示を差し控えるとしている。障害範囲は国内に限定。
⚠ 攻撃者主張・未確認RansomHouse裏付けは取れていません
2026年7月22日、ダークウェブのリークサイトで犯行を主張。Action date(攻撃実行日)として2026年7月13日が記載され、暗号化を実施したうえで証拠となるデータを保有すると主張している。ニチレイはRansomHouseの関与、データ持ち出し、掲載内容の真正性を公式には確認していない。なおRansomHouseは2025年10月にアスクルを攻撃したと主張したグループでもある。
被害・漏洩
公式発表漏洩件数
推定・上限(漏洩の可能性)
不明(件数の公式発表なし)
実際の漏洩はこれより少ない場合があります
確認済み(確定値)
未確認(被害を受けたサーバーの一部に個人情報が保管されていたことが判明し、個人情報保護委員会へ「漏えいの可能性がある事案」として報告)
組織が把握できていないこと
ランサムウェアによる障害かについては「調査中」としている(日経クロステック取材への広報回答)。サイバー攻撃の詳細は、さらなる被害拡大を防ぐため情報開示を差し控えるとしている。
対応と結末
公式発表経営層への説明に効く身代金の要求
不明
身代金の支払い
不明
企業が公表していません
復旧手段
未公表(7月17日より順次、冷蔵倉庫の入出庫業務と冷凍食品出荷業務を再開。受発注は一部制限)
再発防止策
未公表(緊急対策本部を設置し、グループで使用するシステムの遮断措置を実施)
経緯
2026-07-13
検知
午前6時50分ごろ、システム障害を検知。
2026-07-13
初動対応
緊急対策本部を設置、グループで使用するシステムの遮断措置を実施。
2026-07-13
公表
第1報「当社グループでのシステム障害発生について」公表。
2026-07-15
続報
第2報公表。サイバー攻撃を確認、個人情報保護委員会へ報告。
2026-07-16
続報
TDnetで適時開示。
2026-07-17
復旧
第3報公表。冷蔵倉庫・食品工場の部分稼働を開始。
2026-07-22
続報
第4報公表。個人情報の個別通知を実施中。
2026-07-22
攻撃者主張
RansomHouseがリークサイトで犯行を主張(攻撃者側の一方的主張)。
影響
事業停止冷蔵倉庫の入出庫業務、冷凍食品出荷業務が停止。
業績TDnetで適時開示。連結業績への影響は判明次第開示。
現場対応一部で手書きによる管理を余儀なくされた(関係者証言)。
サプライチェーン波及
取引先・委託先・子会社への波及
日本ケンタッキー・フライド・チキン食材配送の委託先全店舗で一部品切れ、営業時間短縮、モバイルオーダー等一時停止。
くら寿司食材配送の委託先関西地区の数十店舗で寿司ネタ・食材の配送遅れ。
イオン冷凍食品等の物流店頭で冷凍食品など一部商品が欠品。
江崎グリコアイス出荷の物流西日本でアイス出荷に影響(全国出荷の約2割相当)。
井村屋グループアイス配送の物流あずきバー等アイス全般の配送に影響。
コープデリ生活協同組合連合会ニチレイGのシステムを利用注文商品を届けられない可能性。
出典
最終更新 2026-07-22