CyberCaseDBサイバー被害事例データベース
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調査完了最終更新 2026-08-26

日本スウェージロックFST株式会社

卸売・販売(流体システム製品:継手・バルブ等)、配管ユニット製作サービス / 中小企業 / 兵庫
ランサムウェア不正アクセス事業停止情報漏洩

2026年3月10日、同社の一部サーバーが外部からの不正アクセスおよびランサムウェア攻撃を受け、電話・電子メール・FAXが不通となり、同日午後から受注・出荷を含む全業務を停止した。同日「社内ネットワークシステム不具合」として公表し、3月11日の続報でランサムウェア攻撃によるものと判明したと公表。3月17日に出荷、3月23日に受注・見積業務を順次再開し、4月22日に全業務の正常稼働を報告した。8月26日、データフォレンジックと対象情報の特定作業が完了し、従業員・元従業員および取引先(潜在的な取引先を含む)担当者の個人情報の一部が漏洩しまたはそのおそれがあると公表した。対象件数は公表されていない。

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きっかけ・侵入経路

公式発表侵入経路

2026年3月10日、一部のサーバーに対して外部からの不正アクセスおよびランサムウェア攻撃があった(8月26日公表)。侵入経路・ランサムウェアの種類は公表されていない。

攻撃者不明(攻撃者は公表されていない)

被害・漏洩

公式発表
漏洩件数
推定・上限(漏洩の可能性)
一部の個人情報が「漏えいしまたはそのおそれがある」とされ、漏洩確定分とおそれ分は区別されていない。対象:従業員・元従業員の氏名、住所、電話番号、在職当時の家族の氏名・連絡先等/取引先(潜在的な取引先を含む)担当者の氏名、所属会社または法人とその住所、メールアドレス、電話番号。対象件数は未公表。
実際の漏洩はこれより少ない場合があります
確認済み(確定値)
未公表(漏洩確定分の件数・範囲は区別して示されていない)
漏洩した情報の種類
氏名住所電話番号家族の氏名・連絡先所属会社・法人名メールアドレス
組織が把握できていないこと

対象件数、侵入経路、攻撃者、身代金要求の有無、個人情報保護委員会への報告状況は公表されていない。8月26日付のお知らせは2026年10月8日時点で同社サイト上で閲覧できず(404)、Internet Archiveの保存版(2026年8月26日取得)で内容を確認した。なお、3月17日付の一部業務再開のお知らせは題名に「(3月18日訂正)」とあるが、訂正前の版は確認できず、何が訂正されたかは不明。

対応と結末

公式発表経営層への説明に効く
身代金の要求
不明
身代金の支払い
不明
企業が公表していません
復旧手段
専門機関と連携して調査し、インシデント対応計画を策定・実施。3月17日に通信の安全性が確認されたとして出荷業務を順次再開、3月23日に受注・見積業務を順次再開、4月22日に全業務が正常稼働していると報告。対象者には個別に連絡し、連絡困難な者は8月26日の公表で代替。
再発防止策
サーバー・端末へのAI技術を活用した追加的セキュリティ対策の導入、外部専門事業者による24時間監視体制の構築、社内システム・ネットワーク・メールの全アカウントのパスワードリセット、多要素認証の有効化(リモートアクセス時は必須)、従業員向けサイバーセキュリティ研修の継続実施。

経緯

2026-03-10
発生
一部サーバーに外部からの不正アクセスおよびランサムウェア攻撃。電話・電子メール・FAXが不通に。
2026-03-10
公表
「社内ネットワークシステム不具合に伴う業務停止について」を公表。同日午後の受注・出荷を含む全業務を停止。
2026-03-11
続報
サーバーがランサムウェア攻撃を受け障害が発生していることが判明したと公表。全業務停止を継続。
2026-03-13
続報
代表取締役名で「ランサムウェア被害に関するお知らせとお詫び」(取引先向け書面)を公開。
2026-03-17
復旧
通信の安全性が確認されたとして出荷業務を順次再開。
2026-03-23
復旧
受注・見積業務を順次再開。
2026-04-22
正常化
全業務が正常に稼働していると報告。
2026-08-26
調査完了
データフォレンジックと対象情報の特定作業が完了し、従業員・元従業員と取引先担当者の個人情報の一部に漏洩またはそのおそれがあると公表。

影響

全業務停止2026年3月10日午後から受注・出荷を含む全業務を停止。電話・電子メール・FAXが不通。3月17日に出荷、3月23日に受注・見積を順次再開。
個人情報従業員・元従業員(在職当時の家族情報を含む)と取引先・潜在的取引先担当者の個人情報の一部に漏洩またはそのおそれ(件数未公表)。

出典

最終更新 2026-08-26