復旧済最終更新 2025-08-08
大阪急性期・総合医療センター
医療機関(公立病院) / 大規模 / 大阪府
ランサムウェアサービス停止サプライチェーン波及
2022年10月、給食委託先のVPN機器の脆弱性を突かれたサプライチェーン攻撃。電子カルテが暗号化され外来診療・手術が停止。復旧に73日。
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きっかけ・侵入経路
公式発表侵入経路
給食委託先(E社)のシステム構築事業者(C社)がリモート保守に用いていたファイアウォール(VPN機器)の脆弱性(CVE-2018-13379)を悪用された。攻撃の流れは、給食事業者のデータセンターに侵入→病院サーバーの認証情報を窃取→RDPで栄養給食管理サーバーに侵入→ID/パスワードが共通のため横展開→基幹システムでランサムウェアを実行。公式調査報告書(2023-03-28)で特定された。
攻撃者報告書では匿名(「攻撃者X」)
被害・漏洩
公式発表漏洩件数
推定・上限(漏洩の可能性)
情報漏洩の可能性は極めて低い(公式調査報告書)
実際の漏洩はこれより少ない場合があります
確認済み(確定値)
未確認(情報漏洩の可能性は極めて低いと報告)
対応と結末
公式発表経営層への説明に効く身代金の要求
不明
身代金の支払い
未公表
企業が公表していません
復旧手段
基幹システムは43日目(2022-12-12)、全システムは73日目(2023-01-11)に復旧。
再発防止策
未公表。被害額は調査復旧費用数億円、逸失利益十数億円以上。2025年8月、NECなど3社から解決金10億円で和解。
組織自身の分析・教訓
公式発表組織が自ら公表した、被害が拡大・長期化した要因。自社の点検に役立ちます。
脆弱性の放置委託先のVPN機器の脆弱性(CVE-2018-13379)が放置されていた。
権限設定の不備全ユーザーに管理者権限を付与する等の初期設定の不備があり、認証情報の共通化と相まって横展開を許した。
経緯
2022-10-31
発生
ランサムウェアによる大規模システム障害。
2022-12-12
復旧
基幹システム再開(43日目)。
2023-01-11
正常化
全システム復旧(73日目)。
2023-03-28
調査完了
調査報告書を公表。
2025-08-08
続報
NEC等3社と解決金10億円で和解。
影響
事業停止電子カルテが暗号化され、外来診療・手術が停止。復旧まで73日を要した。
業績調査復旧費用数億円、逸失利益十数億円以上。
出典
最終更新 2025-08-08