楽天モバイル株式会社(楽天ドライブ)
クラウドストレージサービス「楽天ドライブ」は2026年10月6日、第三者が同サービスで使用する一部システムの管理用アカウントの認証情報を不正に取得してシステムにアクセスし、情報が取得・閲覧されたことを確認したと公表した。2026年1月29日から9月17日にかけて15,382アカウントの保存データ(写真・文書等を含む)、8月27日に687アカウントのアカウント名・ディスプレイネーム・プロフィール用画像URL、同日に313アカウントのこれらの情報に加え暗号化されたパスワード等が対象となった。公表時点で二次被害は確認されていないとしている。
きっかけ・侵入経路
第三者が「楽天ドライブ」で使用する一部システムの管理用アカウントの認証情報を不正に取得し、システムにアクセスした。認証情報の取得方法は公表されていない。検知後直ちに調査を開始し、不正アクセス経路の遮断および監視体制の強化などを実施したとしている(検知日は未公表)。
報道(Jetstream)は、7月30日のプッシュ通知配信システムへの不正アクセスに関する8月28日の報告時点で保存データの漏えいがあったことになり、前回と今回の報告は矛盾すると指摘している。ただし両事案の関連性は明かされていないとも述べている。
被害・漏洩
公式発表検知日、侵入経路(認証情報が取得された方法)、運営会社名は10月6日の告知に明記されていない。現行の利用規約(2026年4月30日施行)は本サービスの提供者を楽天モバイル株式会社としているが、2024年の規約改訂案内では RAKUTEN SYMPHONY KOREA, INC. が当社として記載されており、発生期間のうち2026年4月29日以前は旧規約上の提供者が異なる可能性がある。2026年7月の不審なプッシュ通知の事象(報道が転載する8月28日付の対象者向け通知によれば、7月30日の社外事業者提供のプッシュ通知配信システムへの不正アクセス)とは10月6日の告知上で関連付けられておらず、別事案か関連事案かは不明。なお8月13日更新の告知では「楽天ドライブに保存されたデータへの第三者による不正アクセスは現在確認されておりません」としていたが、今回公表された保存データの取得・閲覧期間(〜9月17日)はこの時期を含む。なお、報道上の報告主体の表記は楽天シンフォニー(Jetstream 10月6日記事)と楽天モバイル(同8月28日記事)で割れている。